みんなが気になる絨毯の「ダニ」と「カビ」 絨毯クリーニングで落とせる?
今回のテーマは、絨毯・カーペット・ラグの「ダニ」と「カビ」です。
ダニは絨毯、ソファ、布団などの布が使われているところに潜んでいることはご存知かと思います。
カビはジメジメしたところが好きで、気をつけていてもカーペットの裏側に発生していることがあります。
厄介なダニ・カビですが、絨毯クリーニングでどれくらい除去することができると思いますか?
ここでは、デア絨毯クリーニングのダニとカビの除去について詳しくお伝えします。
うちの絨毯にもダニはいるの?
ダニの被害にあったことがないという人もいると思いますが、ダニは日本中どこにでもいます。
ダニは気温が20〜30℃、湿度60〜80%くらいの環境を好み、これらの条件が揃うと爆発的に増えてしまいます。
特に近年は機密性が高い住宅が増えていて、エアコンや加湿器で季節に合わせた過ごしやすい状態が保たれていますよね。
人にとって住みやすい環境はダニにも住みやすい環境なので、1年を通してダニの被害にあう可能性はありますし、気温と湿度が上がってくるのがちょうど日本の梅雨の時期なので、毎年6月にはダニによる被害が急増するのです。
なぜダニは布が使われているところに集まるの?
ダニは布を食べるわけではありません。ではなぜ室内の布が多いところに住み着いているのかというと、布には人間のフケ、垢、皮脂、汗などが溜まりやすいからなんです。
絨毯に付着したフケ、垢、皮脂、汗などは人間にとっては汚れでしかありませんが、ダニにとっては大好物!
絨毯、布団、クッション、ソファなどには毎日のようにこれらの汚れが蓄積されていきますし、特になかなか洗えない布団やソファ、敷きっぱなしになりがちな絨毯はダニの温床になりがちなのです。
ダニによる主な被害は「アレルギー」と「かゆみ」
家の中にいるダニは、主に「チリダニ」と「ツメダニ」になります。
チリダニとツメダニの生態や被害については、絨毯コラム「絨毯のクリーニングは必要!絨毯のダニは想像以上にやばかった」でも解説していますのでぜひご覧になってみてください。
ここでは簡単にお伝えします。
チリダニのフンと死骸はアレルゲンになります
チリダニが人間にもたらす被害は、フンや死骸がアレルゲンとなってアレルギーを発症してしまうことです。
死骸とフンもアレルゲンになるので、1年を通して対策を行う必要があります。
チリダニが爆発的に繁殖しやすいのは気温と湿度がダニにとって最適になる梅雨時期ですが、繁殖そのものは1年を通して行います。
チリダニは卵から幼虫になるまでに1ヶ月かかり、それから約2ヶ月間成虫として活動するのですが、この2ヶ月間に産卵を行います。
年中増え続けて6〜7月が繁殖のピークとなり、8〜9月に多くの死骸が残るということになるので、梅雨時期になるべく増やさないようにすることがとても重要です。
ツメダニは体液を吸って皮膚炎とかゆみを引き起こします
ツメダニの被害は、人間を刺すこと。
ツメダニは人間の太もも、上腕部の内側、お腹などの柔らかいところを刺します。
刺されてもすぐにかゆみが出ることはなく、2〜3日してから「なんだか痒い!ダニに刺されたかも?」と気がつくことになります。
蚊に刺されたかゆみよりも皮膚が赤く腫れたような感じになり、さらにかゆみが治まったと思っても1週間くらいはぶり返しながらかゆくなるというイヤな特徴があります。
デアの絨毯クリーニングでダニはどれくらい除去できる?
足元の絨毯にたくさんのダニがいると想像するだけで今すぐ絨毯クリーニングに出したくなってきますが、クリーニングするとダニはいなくなるのでしょうか?
結論から言いますと、デアの絨毯クリーニングならダニを駆除して死骸とフンを取り除くために必要な条件をクリアすることができるので、ほぼ除去することができます。
ダニを除去するために必要なこととは?
絨毯のダニ対策を考えるときに大事なことが、
・生きているダニ
・ダニの死骸とフン
の両方を除去する必要があるということ。
「天日干し+掃除機」では、これら全てを除去することはできません。
ダニは絨毯の表面が高温になってくるとササーっと裏面に逃げてしまうので、天日干しや布団乾燥機では完全に除去することはできないんです。
まず、ダニを死滅させるには50℃以上の環境を作る必要があります。しかも数秒ではなく20〜30分継続しなければいけません。(60℃以上であればダニは一瞬で死滅します。)
家庭でもこの状態にできればダニを死滅させることはできるのですが、天日干しや布団乾燥機でも絨毯全体をこの高温状態にすることは非常に難しいのです。
次に、ダニの死骸とフンの除去ですが、これは物理的に取り除くことになります。
家庭なら真っ先に思いつくのは掃除機でしょう。
しかし、掃除機では絨毯の奥に絡みついている死骸とフンを取り除くことはできません。
ダニに有効と思われている掃除機でもできませんのでご注意ください。
デアの絨毯クリーニングでダニを除去できる理由
デアでは、まずお預かりした絨毯を大量の水(EM菌水)で水洗いします。
クリーニング工場の床に絨毯を広げた状態で、全体にたっぷりの水をかけながら絨毯に適した柔らかい電動ブラシで1枚ずつ洗っていくんです。
このポリッシングとすすぎは1度だけでなく何度も繰り返して行います。
この水洗いの工程だけでも、絨毯に潜んでいるダニ、死骸、フンを90%以上洗い流すことができます。
続いて、無添加天然石けんを使って絨毯を丁寧に洗って、そのあとさらに遠心力とジェット水流を発生する機械で、すすぎと脱水を行います。この強力な水流と遠心力でもダニを除去できます。
脱水した絨毯は素材に合わせた温度で熱風乾燥させるのですが、もし生き残っているダニがいたとしてもこの乾燥の工程で死滅します。
乾燥させた絨毯はブラシ吸引機で丁寧に吸い上げるので、万が一フンや死骸が残っていたとしてもこの段階で除去することができるんです。
東洋経済オンラインに以下のような一文が掲載されています。
ダニを死滅させるには、洗剤を使った丸ごと水洗いで高温乾燥してくれる業者を選ぶとよいという。
引用:東洋経済オンライン「ダニが逃げ出す家」はココが徹底されている
この「洗剤を使った丸ごと水洗いで高温乾燥してくれる業者」がまさにデアなんです。
付け加えると、デアで使う洗剤は合成洗剤ではなく無添加天然石けんなので、赤ちゃんや肌が弱い方が寝そべる絨毯も安心ですし、乾燥はただ高温で乾燥させるだけでなく絨毯の素材にあった温度で行いますので、生地の傷みを防ぎながらダニ対策ができます。
絨毯にも「カビ」は生える!
続いては、ダニと同じくらいイヤな絨毯の「カビ」です。
絨毯のカビを放っておくと呼吸によって私たちの体内に入ってしまい、アレルギーを引き起こしてしまいます。
絨毯のカビも危険なの?
でも、「絨毯は足元にあるし、布団と違って毎日寝そべったりしなければ大丈夫なんじゃない?」と思う人もいるのではないでしょうか。
しかしカビの胞子はとても小さくて、目には見えなくても空気中にふわふわ浮いています。
そのため絨毯の上を歩いただけでもカビの胞子が舞ってしまい、私たちの鼻の粘膜に付着してしまうことはよくあることなんです。
絨毯のカビは家庭で落とせる?
ご家庭で絨毯のカビを除去する方法として、ネットではよく酸素系漂白剤を使ったやり方が紹介されています。
カビが生えた部分に酸素系漂白剤を塗布してしばらく置いて拭き取るという方法です。
この方法でもカビはある程度落とせるのかもしれませんが、絨毯が脱色されてしまう可能性もあります。
また、酸素系漂白剤が付着している絨毯を拭き取りだけでお手入れ完了とするのもなんとなく不安がありませんか?
かといって絨毯を洗うのは想像以上に重労働です。私は自己流のクリーニングで絨毯をダメにしたことがあるので、安易に家庭で洗うことはおすすめできません。
デアの絨毯クリーニングでカビも落とせるの?
こちらも結論から言いますと、発生してから間もないカビであれば比較的簡単に落とすことができます。
カビは湿度が高いところに発生しやすいので、フローリングや畳と直接触れている裏側に発生しやすいという特徴があります。
床に掃除機をかけるときに絨毯をめくってみて「もしかしたらカビかも?」と思ったら、できるだけ早くデアに預けていただければ除去することができます。
時間が経って変色が進んでしまったカビは落とせない?
長い期間放置してしまい絨毯が茶色く変色してしまったようなカビは、絨毯クリーニングのプロでも完全に落とすことは難しいです。
ただ、ここまで変色するには相当の時間がかかるはずなので、こまめに掃除機をかけて絨毯の裏側のチェックも定期的に行ってください。早期発見がとても大切です。
絨毯のダニ・カビの対策まとめ
絨毯や布団のダニ・カビでお悩みのご家庭は本当に多いです。テレビでも梅雨時期になると毎年特集がありますよね。
デアの絨毯クリーニングはダニとカビの対策に非常に有効なので、絨毯を衣替えするシーズンオフのタイミングでお預けいただければ効率良く対策することができます。
ダニ・カビのお悩みで頭を抱えてしまう梅雨の時期にデアの絨毯クリーニングをご利用いただけば、ダニが増えやすい時期を快適に簡単に乗り切ることができますし、万が一ダニが繁殖してしまっていても死滅させて除去することができます。カビも早い段階であれば落とすことができます。
特にカビは早めのケアが必要ということをぜひ覚えておいてくださいね。
ご家庭内の布製品には必ずダニが集まりますし、湿度が高いところにはカビが生えます。
これはもう仕方がないことで、私たちが一生付き合っていかなければいけないことです。
家族みんなの健康のためには、できるだけダニ・カビを増やさないような対策を継続することが非常に重要なのですが、家庭内でできることには限界があります。
年に1回デアの絨毯クリーニングをご利用いただくのはとても効果的なので、ぜひ検討してみてくださいね。