絨毯の裏に白い粉が出る原因とは?カビと間違えやすい劣化の話

床掃除や模様替えのタイミングで絨毯をめくったとき、写真のように床一面に白い粉が広がっていて驚いたという経験はありませんか?
「カビかもしれない」
「床が傷んでいるのでは?」
と不安になりそうですが、この白い粉、必ずしもカビとは限りません。
絨毯をめくったら、床に白い粉が…これって何?

白い粉の正体は、絨毯の裏面に使われている接着剤です。
多くの絨毯やラグの裏面には、パイル(毛足)を固定するためにラテックスなどの接着剤が使われています。
この接着剤は、長年の使用や環境の影響によって、ひび割れが起こり粉状に崩れる経年劣化を起こすことがあります。
その結果、絨毯をめくったときに、床一面に白い粉が落ちてびっくりするという状態になるのです。
見た目は似ていても、カビとは性質が異なります
パッと見た感じでは、カビが生えてしまったように思えるかもしれません。
実際、長くめくっていなかった絨毯の裏側にカビが発生することはあります。
カビと粉末になった接着剤との違いは以下の通りです。
| 項目 | 接着剤の粉 | カビ |
|---|---|---|
| 色 | 白〜薄いベージュ | 白・黒・緑など |
| におい | ほぼ無臭、またはゴムのようなにおい | カビ特有のにおい |
| 触った感じ | サラサラした粉状 | しっとりしている、付着する |
| 床への影響 | 床が汚れていないことが多い | 床側にも付着・汚れが出やすい |
処分しかないと思う前に、丸洗いという選択肢があります
絨毯をめくったときに白い粉が広がっていると、「もう処分するしかないのでは…」と思ってしまうかもしれません。
でも、長く使ってきた大切な絨毯であればあるほど、簡単に手放す決断はできないものです。
白い粉と汚れをスッキリ洗い流す絨毯クリーニング
こうした状態の絨毯は、裏面の接着剤が劣化しているだけでなく、長年の使用によって表面や内部に汚れや湿気が蓄積しています。見た目では分かりにくくても、家庭での掃除だけでは取りきれない汚れが残っていることも多くあります。

デア絨毯工房では、絨毯の状態を一枚ずつ広げた状態で、素材に配慮した天然石けんを使用し、丸洗いを行っています。表と裏を返しながら、職人の手で丁寧にブラッシングを重ね、剥がれてしまった粉や汚れをできる限り取り除いていきます。
接着剤そのものの劣化を元に戻すことはできませんが、粉が出やすくなっている状態を落ち着かせ、使い続けやすい状態に整えることは可能です。
古い絨毯でも状態に合った対応をご提案できますので、「もう使えないかもしれない」と感じた絨毯でも、処分を決めてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。
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