【絶対にNG】自宅でのペルシャ絨毯の丸洗いが一発アウトになる理由

お部屋を彩る美術品とも言われているペルシャ絨毯。
そんなペルシャ絨毯にワインをこぼしてしまったり、ペットが汚してしまったりすると、慌ててYouTubeやネットの情報を頼りに、「小さなサイズだから自分で洗ってみよう」と、自宅で丸洗いを試みる方がいらっしゃいます。
しかし、お風呂場での手洗いや部分的なシミ抜きであっても、絨毯に大きなダメージを与えてしまうことがあります。
今回は、なぜ自己流のメンテナンスを避けるべきなのか、その理由を絨毯の構造と素材の特性から解説します。
なぜペルシャ絨毯は自分で丸洗いできないのか
1. 天然染料の特性と色移りのリスク
一般的な絨毯は水でじゃぶじゃぶ洗っても色落ちしないような素材で作られているのですが、ペルシャ絨毯は自然由来から作られた天然染料で染められていることもあります。
天然染料は水に濡れると色が溶け出しやすく、濃い染料が水に溶け出すと、隣り合う部分にじわじわとにじんで混ざり合ってしまいます。一度色移りを起こした絨毯は、プロであっても完全に元に戻すことは極めて困難です。
2. シルク・ウールの縮みと質感の変化
ペルシャ絨毯の主な素材である高級シルクやウールは、人間の髪の毛と同じタンパク質でできており、水に濡れた状態では非常に繊細です。
ウール(羊毛)の場合
ウールの繊維の表面には、髪のキューティクルのような鱗状の組織があります。ウールが水に濡れた状態で摩擦を受けると、この鱗が開き、お互いに絡み合って離れなくなります。これがフェルト化です。フェルト化した絨毯は硬くなり、全体が縮んで型崩れを起こしてしまいます。
シルク(絹)の場合
シルクは水に濡れるだけで、繊維自体の強度が低下します。その状態で強い力を加えて洗うと、繊維が傷つき、シルク最大の魅力である上品な光沢が失われます。乾燥した後は、ガサガサとした質感に変わってしまいます。
3. 生乾きによるカビとニオイ
ペルシャ絨毯は織りの密度が非常に高いため、水分を吸い込むと想像以上の重さになります。一般的な家庭環境では十分な脱水ができず、天日干しをしても芯まで乾くのに数日かかってしまいます。生乾きの状態はカビとあの生乾き臭の原因になってしまいます。
高級ペルシャ絨毯のクリーニングは専門店が安心です
天然染料や高級ウール・シルクが使われているペルシャ絨毯は、非常にデリケートでご自宅での丸洗いはできません。しかし、絨毯クリーニング専門店のデアなら、本来は水に弱いペルシャ絨毯も安全に丸洗いが可能です。

デアでは、色移りを防ぐために素材に合わせて調整した水と、繊維を傷めない天然石けんを使用しています。さらに、染料がにじまないように洗浄スピードも徹底して管理しています。
絨毯を広げた状態で、熟練の職人が1枚ずつ丁寧に手作業でブラッシングするため、繊維の奥に詰まった汗、皮脂、ホコリ、ダニまでしっかり洗い流せます。
ペルシャ絨毯は汚れを落とすことで本来の色合いが戻ります

ペルシャ絨毯クリーニングをご利用いただいたお客様からは、「色が鮮やかになった」というお声をいただくことが多くあります。これは、適切な丸洗いによって繊維の奥に入り込んだホコリや皮脂汚れが落ち、本来の色合いが見えるようになったためです。
大切なペルシャ絨毯のクリーニングは、専門店のデアにお任せください。
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