ウールラグの自宅洗いで後悔!縮み・ゴワつき・生乾き臭が起こる理由
お気に入りのウールラグが汚れてきたとき、「自宅のお風呂場で洗えないだろうか」と考えたことはありませんか?
ネットで検索すると「自宅での洗い方」を紹介する情報も見つかりますが、実はデア絨毯工房には、「自分で洗ったらゴワゴワになってしまって…」「変なにおいがとれない」という相談が頻繁に寄せられています。
今回は、ウールラグを自分で洗った人が実際に経験した失敗と、家庭での丸洗いが難しい理由をお話しします。
自分で洗って後悔した失敗

良かれと思って試した洗濯が、ラグを傷めてしまうケースがあります。
コインランドリーの乾燥機で縮んでしまった
コインランドリーの乾燥機で失敗するパターンです。ウールに熱と水、そして洗濯槽の回転による摩擦が加わると、繊維が絡み合ってしまいます。その結果、大きく縮んでゴワゴワに固まり、ウール本来の質感が損なわれてしまいます。
水を吸って激重になり、持ち上げるのが大変!
ウールは吸水性が高い繊維で、水を含んだウールラグはとても重くなります。
お風呂場で踏み洗いしたものの、重すぎて浴槽から持ち出すのが思った以上に大変だったという声もよく聞きます。
生乾き臭と獣臭が…
なんとか干せたとしても、厚みのあるウールラグを家庭の物干しで乾かすのは大変です。晴れた日でも一日では中まで乾ききらず、何日も湿った状態が続くことがあります。生乾き臭に加えて獣毛特有のにおいが強くなり、カビが発生する原因にもなります。
なぜウールラグの洗濯は失敗しやすいの?
ウールの表面は、人間の髪の毛のキューティクルに似た、うろこ状の組織でできています。
水に濡れるとこのうろこ状の組織が浮き上がり、その状態で揉んだり擦ったりすると、繊維同士が絡み合って離れなくなります。これが「縮んで固まる」原因です。
普段のお手入れはどうすればいい?
ウールラグは、そもそも頻繁に丸洗いする必要はありません。普段はこれで十分です。
1.掃除機をゆっくり掛ける

週に数回、毛並みに逆らう方向へ掃除機をゆっくり引きます。寝ているパイルを起こしながら、根元にたまったホコリを吸い取るつもりで動かします。
2.飲み物をこぼしたら叩く
横に擦らず、乾いた布で上からトントンと叩いて水分を吸い取ってください。落ちないときは、薄めた中性洗剤を含ませた布で叩き、そのあと水拭きします。
定期的なクリーニングで清潔に!
普段は無理なくできる掃除機と拭き取りで清潔を保ち、全体的な汚れが気になってきたら、1〜2年に1回を目安にデア絨毯工房にお任せください。これだけでウールラグをメンテナンスする労力を抑えながら、お気に入りのラグを長持ちさせることができますよ。
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